七五三と氏神様

昨日・今日と全国的に晴れの天気のようです。七五三は本来、11月15日に行われるものですが、最近は11月中旬の土日の休日に、神社にお参りする人が多いようです。今日15日は大安でもありますので、神社は結婚式を挙げられる人々でもにぎやかになることでしょ…

トランプ熱狂、傷ついたアメリカの最強の切り札

ここ数日、米国大統領選に関するコメントを書いている。まだまだ書きたらないことがたくさんある。 ●3人のエコノミストの対応 まずは、前々回のエントリーでトランプ勝利を外してしまったと書いた3名のエコノミスト。 それは、中原圭介さん、高橋洋一さん、…

渡瀬裕弥さんと藤井厳喜さんから教えていただいたこと

前回の投稿でトランプ勝利を予測していたA氏とB氏。 選挙結果を受けての動画が公開されているので 下記にて紹介させていただく。 A氏は、渡瀬裕弥さん B氏は、藤井厳喜さん である。私自身は、 渡瀬さんの論考は、約1年前から注目してきた。 無名の方で…

米国大統領選での事前予測意見について

米国大統領選でトランプ候補がヒラリー候補を破って勝利した。 ふだん、私自身が政治・経済・社会の分野でネット上(ブログ、SNS,ネット動画)で注目している論者が30名ほどいる。 その中で、米国大統領選について事前予測などの情報発信をしてきた論者…

古事記の宇宙

『古事記の宇宙』竹内睦泰(たけうち・むつひろ)著が11月3日に発刊された。 すでにamazonランキングでは歴史・地理の部門で1位となっている。 https://www.amazon.co.jp/dp/4792605709/ 竹内さん(通称むっちゃん)の存在を知ったのは1年半ほど前に見た、ネ…

アメリカ大統領選の行方

いまや内戦が起きても不思議でないくらい、アメリカでは、リベラル・サヨクとエスタブリッシュによって乗っ取られた。違法を黙認し、国民の安全を守ろうとしないアメリカ政府に対する憤慨が爆発寸前で、事態は極めて緊迫しています。 そして、アメリカを守ろ…

「放蕩と誠実のせめぎ合い」

コラムニスト・勝谷誠彦さんのお父様のご逝去のこと地上波のテレビが衰退しつつある。わたくし自身もほとんどテレビを見ることがなくなった。インターネットという情報アクセス手段が普及し、そこで発信されるコンテンツの質が上がってきたことで、インター…

メーサロンとアンカーン

タイのプミポン国王がご逝去された。 ジャーナリストの有本香さんがドイ・メーサロンについて語っている。 中国国民党残党が中国雲南省から移動し、チェンライのミャンマー国境に近いタイ北部のメーサロンに いわば、落人として逃げてきた。そこにタイ国王の…

技術の日産と職人技

かつて日産自動車は、「技術の日産」といわれた。 技術という日本語にはさまざまな意味が込められている。 科学技術という意味が一般的であるが、 職人の技(わざ)というのも世界に誇るものである。 日産自動車が原点回帰なのか職人技のコマーシャルフィル…

「シン・ゴジラ」と「風神の門」

遅れに遅れたフォロワーとして「シン・ゴジラ」を観た。 すでにさまざまなメディアで鑑賞評が出ており、ほとんどネタバレ把握状態で観た。 一言で感想を述べれば、見ておくべき映画と言えるが、映画作品としての衝撃は少ない小品か。 アトランダムに感想を列…

[コラム]ウイリス・タワー

ウイリス・タワー。 初めて聞く名前である。 女子サッカーなでしこジャパン日本代表で、INAC神戸レオネッサから今年、米国のシアトル・レインに移籍した川澄奈穂美選手のブログを見ていたら、シカゴ遠征での写真で「シカゴで有名なウイリス・タワー」と書か…

こんなスマホソフトがあったらいいのに

前エントリーで阿久悠さんのことを書いたが、参考文献に阿久さんの著作3冊挙げた中で『日記力−日記を書く生活のすすめ』は、amazonで調べたら、すでに絶版になっていて、定価780円(税別)の新書が、古本で2,934円になっていた。この本は、何度も読み返して…

「恋のカーニバル」と「どうにもとまらない」

今日で8月も終わり。台風一過の青空が、ゆく夏を惜しむ。 今朝見た日本経済新聞の何気ない小さな記事。 「シダックス、カラオケ縮小(3割閉店、黒字化目指す)」 この何年、カラオケに行っていないだろうか。 今、仮にカラオケに行ったとしても歌う唄は、10…

【書評】『旅する巨人』佐野眞一

https://www.amazon.co.jp/dp/4167340089/ 科学者で中部大学教授の武田邦彦先生が発信する論説には たいへん刺激を受ける。その意見の多くは賛同するが、ある時は反発もする。 武田先生は固定概念を覆すきっかけを与えてくれる。 http://takedanet.com/8月の…

人工知能と経済の未来

21世紀は人工知能の世紀だといわれている。 人工知能とは、コンピュータに知的な作業をさせる技術のこと。 身近なところで話題になっているのは、セルフドライビング(自動運転車)であろう。2020年の東京オリンピックを目途に実用化が目指されている。最近…

清宮選手と黒田選手

●第98回全国高校野球選手権大会の西東京地区で、清宮選手が所属する早稲田実業が準々決勝で八王子学園八王子に敗れた。清宮選手の甲子園出場の夢は絶たれた。 早稲田実業の大先輩である王貞治さん。1年生から2年生春の甲子園まで活躍したが、3年生の夏の甲子…

危機対応の構想力と実行力〜東京都知事候補に望むこと

人口、経済力、予算規模などの点から考えて、東京都は世界レベルで見たら中規模国に匹敵するといわれている。その都知事選候補が出そろった。 今回の候補者選びにおいては、何をおいても危機対応能力を選択の基準としたい。といってもわたくしは神奈川県なの…

参議院選挙を終えて:思考停止からの脱却

参議院選挙を終えての感想を簡単にまとめておく。 選挙そのものということと同時に、その選挙に至る前の段階も踏まえての感想である。すでに右か左か、保守かリベラルか、といったステレオタイプ的な分類が意味をなさない時代に入っている中で、今回の参議院…

青田とシラサギ

みはるかす水田に稲が青々と茂ってる。その青田に一羽のシラサギがたたずむ。横浜市青葉区にある寺家(じけ)町。ここは東京都町田市と川崎市麻生区に接する場所である。ミナト横浜とは思えない里山と谷戸の風景。すぐ近くまで都市化の波は押し寄せているが…

イチローと宮本武蔵

MLB

イチロー選手のメジャーリーグ3,000本安打記録が日一日と近づいている。42歳のイチローの活躍には、アメリカでも驚異と称賛の声が上がっている。 イチロー選手の姿を見ると、なぜか宮本武蔵を思い出す。現代に武蔵が活きていたとしたら、イチローのような立…

起業の成長論

安倍政権、第3の矢の成長戦略が政府から声高に叫べれても、なかなか次世代を切り拓く成長企業、大企業の中から生まれる新たな成長事業が生まれてこない。 DIAMONDハーバードビジネスレビューの最新の8月号は、「起業の成長論」を特集している。 巻頭では、リ…

中学生向けの起業家育成講座

紳士服専門店のAOKIホールディングズ(横浜市都筑区)は、中学生向けの起業家育成プロジェクトをスタートさせた。横浜市内の中学1〜3年生22名が講義や企業視察、介護福祉施設体験、ビジネスプラン策定とプレゼンテーション、アメリカシリコンバレー視察とス…

Naho Kawasumi シアトル復帰戦2ゴール!

INAC神戸を退団し、シアトル・レインに移籍したばかりの川澄奈穂美選手が、ホームのシアトルで行われた復帰第一戦のボストン・ブレイカーズとの試合で、2ゴールをあげ、試合も2対0で勝利した。 https://www.youtube.com/watch?v=OsOfa7BxvUY 川澄選手は女…

懐メロとしてのニューミュージック

日経新聞の一面コラム「春秋」は、70歳を迎えたシンガーソングライター吉田拓郎さんの秋に予定している2年ぶりのコンサートについて触れている。ニューミュージック、それはすでに死語になっている。1970年〜1980年代に吉田さんや井上陽水さんらがリードした…

高校生の模擬投票の記事に思う

参議院選挙が近づくにつれ、選挙権年齢が18歳以上になったことにより各地の高校での模擬選挙の様子が新聞で報道されている。 新たな選挙を迎える18歳から19歳の人たちにとって、こうした学校などでの経験は有効で、20歳以上の人たちより増して、選挙に対する…

「週刊文春」の凋落

私は、自宅宅配で日本経済新聞を購読している。大学生の頃からだから40年にも及ぶ。惰性といえば惰性だ。ビジネスマンの多くが読む日経新聞であるが、リタイアされると日経購読をやめる人が多く、団塊の世代から下の世代の人口の多い世代が次々に退職してい…

ラジオと花〜その不思議な関係

本格的な夏を目の前にして、日本のあちこちでアジサイの花が咲いている。わたくしの自宅近くの幼稚園の庭や、近隣住宅の庭にもあざやかなアジサイが咲いている。小さくこぎれいな和食の店の前の街路にはアジサイの花が植え込みされている。また花屋さんの店…

大隈重信演説談話集

大隈重信は早稲田大学創立者として知られているが、第8代・第17代の2度にわたる内閣総理大臣として近代日本の設計者として活躍した。今年の3月に岩波文庫から『大隈重信演説談話集』早稲田大学編が出版された。早稲田大学と並び称される私学の雄、慶応義塾大…

捨てられる銀行

かつて不良債権処理ばかり注力してきた金融庁は、猛スピードで地域金融行政の大改革に取り組もうとしている。 2015年7月、森信親氏が金融庁長官の座について以来、地方創生実行に向けて大きく舵を切った。「絶対に潰れない銀行を磨き続けることよりも、銀行…

浪曲師・玉川奈々福さん

日本の伝統芸能というと、能、歌舞伎、人形浄瑠璃、狂言、落語……など、数が多い。 世界を見渡した時に、これだけ伝統芸能の種類が多いのは日本だけ。 と、語っているのは、女性浪曲師の玉川奈々福さんである。 大学を卒業し、社会人を経験し、何気なく通った…