2016-01-01から1年間の記事一覧

鉄腕アトム

先日の投稿で、米国大統領選の各候補のキャンペーンソングの話題について紹介した。 歴史に残る映画には、スクリーンミュージックの名曲がついている。 テレビ番組も、人気番組は必ずテーマ曲も名曲である。 日本の国産テレビアニメの走りとなった「鉄腕アト…

足元の宇宙

雪の日の昨日、書店で本を探していたら、後ろのほうからお客さんと書店員の声が聞こえてきた。 お客さん「雑草についての絵本のような本、ありますか?」 書店員 「書籍名や著者名わかりますか?」 お客さん「この人の本です。」 書店員 「ずいぶん古い本で…

フィンテック

首都圏地域は雪になるかもという天気予報となっている。 わが国では四季があり、春夏秋冬と季節がうつろいながら、また新しい年を迎えていく。 銀杏並木の落ち葉が鮮やかな秋から冬の季節。しかし今年の秋から冬は、昨年の同じ季節とは異なる。 一年一年新た…

グーグルを驚愕させた日本人の知らない日本企業

南スーダンへの自衛隊PKO部隊派遣をめぐっては、国会やメディアで大きく取り上げられましたが、ことの本質を論じるというより、日本国内の与野党間での政治的批判合戦に終始していたように思います。 その証拠に、すでに派遣が行われてしまうと、メディア…

Hillbilly,カントリーミュージックと米国大統領選

●あいかわらず表面をなぞるだけのメディアの解説 すでに米国大統領選も終了から2週間がたとうとしている。 メディアでもトランプ現象と呼ばれる今回の結果の分析解釈を識者と言われる人々が行っている。 もちろん、すべてをカバーできるわけでもなく専門家で…

湘南乃海

「湘南乃海」といっても季節外れの湘南の海に出かけたわけではない。 「湘南乃海」は、大相撲・高田川部屋(元関脇・安芸乃島)の幕下力士である。 九州場所は3勝1敗と調子が良い。 私自身が神奈川県出身であるので、どうしても地元出身力士を応援したくな…

横浜環状道路北西線の工事現場から

東京の都心から首都高速3号線で渋谷を通り、用賀を抜け、東名料金所を抜けると、すぐ川崎インターチェンジがある。 少し行くと横浜青葉インターチェンジ、そのすぐ先が港北パーキングエリア(PA)下りである。東名に入って初めてのPAであることで、利用…

アメリカズカップ:勝者の条件

11月19日、165年の歴史を持つ国際ヨットレースのアメリカズカップの予選シリーズ1日目が福岡で開催された。 予選シリーズがアジアで、日本で開催されたのは今回が初めてである。 https://www.americascup.com/en/home.html レースの模様は、テレビ東京で放映…

電通「鬼十則」と「裏十則」

産経新聞11月18日朝刊によれば、社員の過労自殺が問題となっている電通が、有名な電通「鬼十則」の社員手帳への掲載を取りやめる検討をしているという。 「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。」などの表現が含まれていることで、遺族…

ネット上での情報発信について

ネット上での発信については、いろいろと気を付けてはいるが、 ついつい筆が走って、言いすぎてしまうことがあるかもしれないと反省している。 ここ数日、米国大統領選について語ってきた。 Facebookなどのネット情報発信では、政治にかかわる話は、嫌われる…

いつまでも飽きずに「米国大統領選・備忘録」

また、大統領選ネタで、そろそろ飽きられるのではないかと思うが、 乏しい能力ではあるが、自分の頭で考え整理しつつあることを、備忘録としてまとめておく。 1)どちらの候補を支持するかと、どちらの候補が当選するかの予測は分けて考える。 2)間接選挙…

「あなたも国際政治を予測できる!最強兵器としての地政学」

米国大統領選で一貫してトランプ優位を主張されてきた藤井厳喜さんの著書に「あなたも国際政治を予測できる!最強兵器としての地政学」(ハート出版)2016年9月刊がある。 猫好きで涙もろい藤井さんが2003年に刊行した「世界地図の切り取り方」を改訂・加筆…

七五三と氏神様

昨日・今日と全国的に晴れの天気のようです。七五三は本来、11月15日に行われるものですが、最近は11月中旬の土日の休日に、神社にお参りする人が多いようです。今日15日は大安でもありますので、神社は結婚式を挙げられる人々でもにぎやかになることでしょ…

トランプ熱狂、傷ついたアメリカの最強の切り札

ここ数日、米国大統領選に関するコメントを書いている。まだまだ書きたらないことがたくさんある。 ●3人のエコノミストの対応 まずは、前々回のエントリーでトランプ勝利を外してしまったと書いた3名のエコノミスト。 それは、中原圭介さん、高橋洋一さん、…

渡瀬裕弥さんと藤井厳喜さんから教えていただいたこと

前回の投稿でトランプ勝利を予測していたA氏とB氏。 選挙結果を受けての動画が公開されているので 下記にて紹介させていただく。 A氏は、渡瀬裕弥さん B氏は、藤井厳喜さん である。私自身は、 渡瀬さんの論考は、約1年前から注目してきた。 無名の方で…

米国大統領選での事前予測意見について

米国大統領選でトランプ候補がヒラリー候補を破って勝利した。 ふだん、私自身が政治・経済・社会の分野でネット上(ブログ、SNS,ネット動画)で注目している論者が30名ほどいる。 その中で、米国大統領選について事前予測などの情報発信をしてきた論者…

古事記の宇宙

『古事記の宇宙』竹内睦泰(たけうち・むつひろ)著が11月3日に発刊された。 すでにamazonランキングでは歴史・地理の部門で1位となっている。 https://www.amazon.co.jp/dp/4792605709/ 竹内さん(通称むっちゃん)の存在を知ったのは1年半ほど前に見た、ネ…

アメリカ大統領選の行方

いまや内戦が起きても不思議でないくらい、アメリカでは、リベラル・サヨクとエスタブリッシュによって乗っ取られた。違法を黙認し、国民の安全を守ろうとしないアメリカ政府に対する憤慨が爆発寸前で、事態は極めて緊迫しています。 そして、アメリカを守ろ…

「放蕩と誠実のせめぎ合い」

コラムニスト・勝谷誠彦さんのお父様のご逝去のこと地上波のテレビが衰退しつつある。わたくし自身もほとんどテレビを見ることがなくなった。インターネットという情報アクセス手段が普及し、そこで発信されるコンテンツの質が上がってきたことで、インター…

メーサロンとアンカーン

タイのプミポン国王がご逝去された。 ジャーナリストの有本香さんがドイ・メーサロンについて語っている。 中国国民党残党が中国雲南省から移動し、チェンライのミャンマー国境に近いタイ北部のメーサロンに いわば、落人として逃げてきた。そこにタイ国王の…

技術の日産と職人技

かつて日産自動車は、「技術の日産」といわれた。 技術という日本語にはさまざまな意味が込められている。 科学技術という意味が一般的であるが、 職人の技(わざ)というのも世界に誇るものである。 日産自動車が原点回帰なのか職人技のコマーシャルフィル…

「シン・ゴジラ」と「風神の門」

遅れに遅れたフォロワーとして「シン・ゴジラ」を観た。 すでにさまざまなメディアで鑑賞評が出ており、ほとんどネタバレ把握状態で観た。 一言で感想を述べれば、見ておくべき映画と言えるが、映画作品としての衝撃は少ない小品か。 アトランダムに感想を列…

[コラム]ウイリス・タワー

ウイリス・タワー。 初めて聞く名前である。 女子サッカーなでしこジャパン日本代表で、INAC神戸レオネッサから今年、米国のシアトル・レインに移籍した川澄奈穂美選手のブログを見ていたら、シカゴ遠征での写真で「シカゴで有名なウイリス・タワー」と書か…

こんなスマホソフトがあったらいいのに

前エントリーで阿久悠さんのことを書いたが、参考文献に阿久さんの著作3冊挙げた中で『日記力−日記を書く生活のすすめ』は、amazonで調べたら、すでに絶版になっていて、定価780円(税別)の新書が、古本で2,934円になっていた。この本は、何度も読み返して…

「恋のカーニバル」と「どうにもとまらない」

今日で8月も終わり。台風一過の青空が、ゆく夏を惜しむ。 今朝見た日本経済新聞の何気ない小さな記事。 「シダックス、カラオケ縮小(3割閉店、黒字化目指す)」 この何年、カラオケに行っていないだろうか。 今、仮にカラオケに行ったとしても歌う唄は、10…

【書評】『旅する巨人』佐野眞一

https://www.amazon.co.jp/dp/4167340089/ 科学者で中部大学教授の武田邦彦先生が発信する論説には たいへん刺激を受ける。その意見の多くは賛同するが、ある時は反発もする。 武田先生は固定概念を覆すきっかけを与えてくれる。 http://takedanet.com/8月の…

人工知能と経済の未来

21世紀は人工知能の世紀だといわれている。 人工知能とは、コンピュータに知的な作業をさせる技術のこと。 身近なところで話題になっているのは、セルフドライビング(自動運転車)であろう。2020年の東京オリンピックを目途に実用化が目指されている。最近…

清宮選手と黒田選手

●第98回全国高校野球選手権大会の西東京地区で、清宮選手が所属する早稲田実業が準々決勝で八王子学園八王子に敗れた。清宮選手の甲子園出場の夢は絶たれた。 早稲田実業の大先輩である王貞治さん。1年生から2年生春の甲子園まで活躍したが、3年生の夏の甲子…

危機対応の構想力と実行力〜東京都知事候補に望むこと

人口、経済力、予算規模などの点から考えて、東京都は世界レベルで見たら中規模国に匹敵するといわれている。その都知事選候補が出そろった。 今回の候補者選びにおいては、何をおいても危機対応能力を選択の基準としたい。といってもわたくしは神奈川県なの…

参議院選挙を終えて:思考停止からの脱却

参議院選挙を終えての感想を簡単にまとめておく。 選挙そのものということと同時に、その選挙に至る前の段階も踏まえての感想である。すでに右か左か、保守かリベラルか、といったステレオタイプ的な分類が意味をなさない時代に入っている中で、今回の参議院…