2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙とブログ

公職選挙法によれば選挙期間中はホームページやブログにおいて特定の候補者を応援してはいけないらしい(法律はインターネットを想定していないので、何ともいえないのだが)、ということで時代遅れだなどとネット上でもいろいろと議論がなされている。 選挙…

東京物語

なおるよ なおるなおる なおるさ このセリフのシーンを観たいと思っていて、なかなか観れなかった映画「東京物語」をようやくレンタルDVDで観た。26日の日経新聞の「春秋」欄は、注目の選挙区である広島6区にある尾道が舞台になった東京物語について触れてい…

〔グルメ〕旧白山通りのイタリアン

台風一過の土曜の昼下がりに旧友たち4人で文京区にあるイタリアンレストランに行った。 普段歩くことのない旧白山通りの緩やかな曲線は古き江戸の歴史を感じさせる。クルマで走るには直線道路のほうが良いが、歩くには少し曲がった道の方がなぜか落ち着く。…

松井秀喜20号

MLB

松井秀喜が最終回に20号ホームラン。ヤンキースはサヨナラ勝ちだが、首位レッドソックスにはまだ追いつかない。最悪でも勝率を上げてでワイルドカードに進んでほしい。最終段階での松井の活躍に期待する。 数日前の朝日新聞に松井はニューヨークからコラムを…

人が出会うということ

はてな近藤社長夫人の近藤令子さんに取材した記事を面白く読んだ。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/17/news020.html 人の出会いは偶然で、そこから全く違う世界にワープすることがある。自分の不得意な分野と思っていたことが実は面白い分野だ…

三崎のまぐろ

三浦半島の三崎漁港にある割烹・立花http://www7.ocn.ne.jp/~tacibana/に行った。 まぐろ料理はなかなかの味だ。 城ヶ島からの海の眺めもなかなかのもの。 三浦半島の突端地域は、三浦大根やすいかなども有名である。 なだらかな畑は風力発電施設http://www.…

白い闇

八月十七日から二十日は立秋の第三候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」の時期と言われている。蒙霧というのは立ち込める濃い霧のことで、湖などの朝に流れる白い闇のような霧がイメージできる。 政治の世界も、人間の心にもこの「白い闇」が感じられる。暗い…

代官山

夏休みの午後、代官山を歩いた。たぶん20年ぶりぐらいかもしれない。低層住宅とショッピングと文化をあわせもったヒルサイドテラスが話題になった20年前から代官山は駅前が変貌した。同潤会アパートあとに重厚な超高層マンション「アドレス」がそびえていた…

床屋での会話

床屋のお兄さん :セミの声がうるさくなってきましたね 私 :そうかなー、昔ほどのセミの声を聞かなくなってきたんじゃない 床屋のお兄さん :そんなことありませんよ、耳を澄まして聞いてくださいよ 私 :(しばし沈黙のあと)聞こえるね 床屋のお兄さん :…

雨の日と月曜日は

多くのひとは中高年になると、他人に指摘されるまでもなく、自分と言う人間は子供の頃からさして変わっていないな、という感慨を持つものだ。・・・・・・ ひとは変わらない。でも、一ミリでも変えようと努力することが自分の人生への愛着を生むものだ。 こ…

行麿ブレンドの朝

秋の気配を感じさせる月遅れのお盆の朝、珈琲の香りで安らいだ気持ちの中にも今日一日をスタートさせる気力がゆっくりと満ちてくる。先日ふと、おいしい珈琲を飲んでみたいと言う気持ちになり、知り合いの店主が手がけている「行麿(ゆきまろ)ブレンド」の…

チョコレート革命

ブログと言うのは、小さな「論文」であり、簡易な「コラム」といってよい。一つ一つのエントリーが作品と言うほどの高尚なものとはいえないが、書いている本人にとっては、けっこう「文学してる」という思い入れもちょっぴりある。 最も短い文学は俳句、そし…

〔書評〕運命と人力と(『努力論』より)

8月8日のエントリーで幸田露伴の『努力論』について触れた。早速秋の夜長に読み始めたが、なかなか歯ごたえがある。明治の人の文章だとしてもかなり難解な言葉が出てくる。しかし、その内容は簡潔かつストレートである。「運命と人力と」という章からスター…

ブログ選挙

11日付けの新聞で取り上げられているが、電通消費者研究センターによる「2005年上半期の話題・注目商品ベストテン」で「ブログ」が首位に位置づけられた。 http://www.dentsu.co.jp/marketing/report/hit/pdf/CS_0805.pdf 今年のブログ普及のひとつの波は、…

塔ノ澤温泉・福住楼

箱根の塔ノ澤温泉にある旅館の福住楼で、年に数回開催している、とある研究会に参加してきた。研究会のあるたびに訪れているが、何時来ても心が落ち着いてくる旅館である。 古くは福沢諭吉、夏目漱石、川端康成、里見紝ら文人墨客が好んで利用した歴史ある名…

大和撫子(やまとなでしこ)

8月7日は立秋。間もなく秋となることを感じなければならない時期だが、ここ数日の蒸し暑さは強烈なものがある。 なでしこは秋の花として最初に訪れるものだ。長く咲くのが特徴で、四季咲きもある。清純で美しい日本女性をほうふつとさせるということで、日本…

男はつらいよ第1作

NHK-BS2で寅さんシリーズ第1作「男はつらいよ」を観た。 喜劇と悲劇は紙一重で、この第一作から合計48本の喜劇のようでいて悲劇でもある寅さんの失恋物語が続いていく。 この第一作は1969年(昭和44年)の8月に封切られた。同年の7月にはアポロの月面着陸が…

新・家族主義経営

自宅周辺に数多くあった企業の社宅が次々にマンションに変わっていく。日本企業は社員の福利厚生サービスをどんどん削減しているようだ。かつて日本企業というのは家族主義ともいうべき一体感が特徴であった。社員旅行、運動会、レクリエーション、パーティ…

サラダ記念日

8月6日広島原爆記念日、15日終戦記念日が近づいてきて、マスメディアは例年同様このことをとりあげ始めている。最近は原爆というものの意味がわからない子供たちが増えてきているという。原爆や戦争にかかわる日は記念日として残し、後世に伝えていかなけれ…

ゆかた姿

気のせいだろうか、夏のゆかた姿の女性たちが年々増えているような気がする。先週末に入った、あるホテルのコーヒーショップの店員さんもゆかた姿であった。近代的ホテルにゆかた姿は、いまひとつしっくり調和していなかったが。 和のファッションが見直され…

深大寺そば

知人宅を訪問する途中で深大寺に立ち寄った。深大寺は武蔵野の緑多き自然が残る安らぎの空間だ。有名な深大寺そばを食べた。立ち寄ったのは駐車場の広い深水庵。夏なので庭先でそばを食べることができる。座敷の席もあり、昔の大きな田舎家の空間にタイムス…