2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

デカップリング論とグラミンフォン

通勤電車の中でニューズウィーク日本版2月6日号を読む。カバーストーリーは「デカップリング経済の真実」だ。サブプライム危機で米国経済が沈んでも新興国は成長を続けて世界経済を牽引するというデカップリング(非連動)論を本当に期待できるかと記事で面…

把瑠都(ばると)関に注目

寒風がやや和らいだかに感じる土曜の昼下がり、大相撲1月場所の観戦に両国国技館に出かける。 幕下の取組みを少し見た後、2時ごろから国技館入りする幕内力士を見に外に出る。 写真の把瑠都(ばると)関は、人懐っこい性格なのか笑顔を振りまきながら歩い…

かもめ食堂

前から観たいと思っていた「かもめ食堂」をテレビで観ることができた。 主演の小林聡美の立ち居振る舞いの美しさ、何事にも動じない芯の強さに吸い込まれていく。派手な宣伝や飾りをせずに、素朴な日本食を出すのだというポリシー。それでだめなら店をたため…

山本周五郎のことば

【かあちゃん 1955年『オール読物』】 「貧乏人だって親の気持ちに変わりはありゃしない。もしできるなら、どんなことだってしてやりたい、できるなら、……身の皮を剥いでも子に何かしてやりたいのが親の情だよ、それができない親の辛い気持ちを、おまえさん…

天国と地獄

お正月は日本映画がよく似合う。日本映画専門チャンネルで黒澤明監督作品「天国と地獄」を見る。 [DVD]" title="天国と地獄 [DVD]" class="asin"> 何度も見た作品だが、画面に吸い込まれてしまう。横浜の港、黄金町、酒匂川、腰越の海などなじみのある場所が…

八重山の海の青さ

大晦日の夜はBSフジで、「Drコトー診療所2004スペシャル版前後編」を見る。当時20%を超える視聴率を取ったドラマのスペシャル版の再放送だ。与那国島の海の青さがまぶしい。その光が画面から漂ってくる。 暮れに出かけたばかりの八重山の島々を思い出す。海…