2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人工庭園:模写こそ絵画創造の原点

昨日のエントリーで取り上げた横尾忠則さんの『人工庭園』(文芸春秋社)。その文章から横尾さんのお人柄が見えてくる。これは自分と似たところがあるなというのが8割、これは自分とは違うなというのが2割。このバランスが何より心地よい。 自分と似ている…

冒険王・横尾忠則

昭和の日、世田谷美術館で企画展「冒険王・横尾忠則」を観た。横尾さんの存在を知ったのは小学生のころだった思う。どの作品ということではないが、子供心に何か新鮮で大人の世界のようなものを感じた記憶がある。 展示はルソーの絵をモチーフにしたユーモア…

外堀の桜と菜の花

桜色と菜の花の黄色はこの季節ならではの色だ。清明の頃、春うららかに山河草木が光り輝く季節だ。見慣れた東京都心の外堀も春爛漫といった感じがする。 (画像)外堀・飯田橋付近(筆者撮影)