こんなスマホソフトがあったらいいのに

前エントリーで阿久悠さんのことを書いたが、参考文献に阿久さんの著作3冊挙げた中で『日記力−日記を書く生活のすすめ』は、amazonで調べたら、すでに絶版になっていて、定価780円(税別)の新書が、古本で2,934円になっていた。この本は、何度も読み返していて、ほぼ1ページに一つアンダーラインがひかれるほど刺激を受けた新書だ。たとえば、最も印象深いフレーズは次の一文。
「時代の風を読むということは、そのときは流行っているものをとらえるということではないんです。ましてブームに乗って、それを書こうとするものでもない。むしろ、その逆で、今は人気がないけど、それは大事なことではないか、耳をすませばその声が聞こえてくるのではないか、ということのほうを大切にするべきです。」
3冊以外にも2〜3冊持っていたはずなのに見つからないところをみると、古書として売却してしまったのかもしれない。
蔵書も新陳代謝を繰り返していて、今ある蔵書の10倍以上はブックオフ行きになっていると思う。
個人の蔵書リストなどがあると便利だと思うが、いちいち書名などを入力するのは手間だ。
たとえば次のようなソフトがあるとよいのだが。
・本の表紙(ないしは本カバーなどにあるバーコード)をスマホなどで撮影する。1000冊あれば、ただただ表紙を1000枚撮影する。若干の操作を加えると自動的に蔵書リストが作成される。書名・著者名・出版社・発行年などの一覧が出来上がる。それに加えて、amazonなどでの古本販売価格も自動的に織り込めるとよいのだが。古書価値のある本が特定化できるから。
こんな個人蔵書用ソフトもしかしたら、ありそうなものだが、なかったら、できれば安価なソフトであれば需要はありそうなのだが・・・名刺管理ソフトがあるくらいだから、蔵書管理ソフトがあっても・・・.