*[コラム][書評][ネット]アバタロー、専守防衛と貞観政要

*[コラム][書評][ネット]アバタロー、専守防衛と貞観政要 今から40年ほど前、私が20代のころに読んだ本が書庫に残っています。大学時代の教科書なども含めて20代のころに読んだ本は9割方、いや9割以上古本として処分してしまっていますので、今も手元に残っ…

*[スポーツ]2013年日本シリーズ・東北の夢・楽天VNHK・BS1の番組の再放送「あの試合をもう一度!スポーツ名勝負」を観た。プロ野球2013年の日本シリーズ、巨人VS楽天の優勝を決める第7戦の試合である。巨人の監督は原、楽天の監督は星野。2011年3月の東日本…

極真空手とサッカー

河野 賢一 12分前 · プライバシー設定: 公開 *[コラム]極真空手とサッカー 最近、YouTubeで「前田日明チャンネル」をよく見ています。 私は、馬場・猪木全盛時代にプロレスを見て、かすかに力道山の記憶もある世代です。 前田日明さん(現在62歳)の現役時代…

たたかう植物~仁義なき生存戦略

【書評】『たたかう植物~仁義なき生存戦略』稲垣栄洋、ちくま新書、2015年刊7月も半ばに入り、もう少しすると子供たちは夏休みに入る。夏休みというと、アサガオの観察日記をつけたことを思い出す。種を蒔くと双葉が出て、本葉が出た後はぐんぐんと伸びてい…

オランダ領キュラソー

MLB

オランダ領キュラソーMLBのエンジェルスの大谷翔平選手の活躍は日本人に多くの感動を与えている。日曜日の昼下がり、PCに向かい原稿書きをしながら、TVに映し出されるアスレティックスとエンジェルスの試合をチラチラ見ている。オランダ領キュラソー。キュラ…

永里亜紗乃、岩渕真奈と、かつてのドゥンガの言葉

永里亜紗乃、岩渕真奈と、かつてのドゥンガの言葉2019FIFA女子ワールドカップで日本のなでしこジャパンはオランダに敗れ、フランスの地を去ることになった。ワールドカップでのなでしこの戦いを振り返って、NHKの解説を担当した永里亜紗乃さん(2015カナダワ…

背負うということ

*[コラム]背負うということ最近は電車に乗っていても新聞や雑誌を読んでいる人はほとんどなく、半数以上の人はスマートフォンを見ていることは、日常の風景になっています。それと同時に、リュックサック(デイ・バック、バックパック)を背負う人が目立って…

入船と出船

年末年始、多くの人は職場から離れて家で過ごすことが多くなります。また帰省して実家や親類の家を訪問することも多くなります。 日本の家屋はほとんどすべてといってよいくらい靴を脱いで家の中に上がります。その時の靴の脱ぎ方はどうされていますでしょう…

評価のモノサシ

「【腕前】お客様は技術を評価してくれない。お客様の要求を満足させているかどうかがモノサシです。」『仕事ができる人の心得(改訂3版)』小山昇、CCCメディアハウス、2017刊 かつて職場の同僚が会社を退職して転職するとき花束を贈ったことがある。職場近…

「2020年。それは、21世紀の成人式です」橘川幸夫

「2020年。それは、21世紀の成人式です。」 1980年代、今から30〜40年ほど前。橘川幸夫氏の著作に大いに刺激を受けた。1991年に発刊された『企画書・1999年のためのコンセプトノート』JICC出版局などは記憶に残っている。その復刻版が手元に残っている。 橘…

夜明けの風景

朝夕の冷え込みがいちだんと厳しくなりました。空気が澄んで満天の星空を仰ぎながら、やがて東の空から夜明けを迎えます。

バーバリーのマフラー

平成30年も師走を迎えて、日々寒さを感じる季節になった。 そろそろマフラーを巻く頃であろうか。 バーバリーのチェック柄のマフラーを今でも使っている。 1990年、今から28年前に初めてロンドンを訪れた時に、このカシミアのマフラーとコットン100%のセー…

フェイクニュースを見抜く

米国トランプ大統領登場のあたりからフェイクニュースという言葉が世界的に広がった。 マスコミやネットという媒体を通じて、おもに政治にかかわるニュースの真偽がとわれる時代になった。 意図的に人心を惑わす情報を提供する場合もあれば、無意識のうちに…

グローバル化と国際化

先日、最近注目しているブロガーとして、このFBでもとりあげた藤原かずえさん。11月27日のブログを面白く読んだ。 藤原さんの文章は独特である。いくつかの言葉を日本語と英語で並べ、その定義をすると同時に、さまざまな社会現象やメディアでの言説をキーワ…

「オレは進歩と調和なんて大嫌いだ」(岡本太郎)

2025年の大阪万博開催が決まった。ある年齢以上の人にとって思い出すのは1970年の大阪万博であり、そのシンボルであった太陽の塔だろう。 『芸術は爆発だ!(岡本太郎痛快語録)』岡本敏子編著、小学館文庫、1999年刊は、岡本太郎の秘書・養女として50年間、…

現場力と想像力

2019年(平成27年)大晦日。いつも年の変わりにギリギリに書いていた年賀状はすでに昨日投函し、大掃除ならぬ中掃除も終わり、ほっと一息の大晦日。テレビのNHK・BSでは、黒澤明特集を放映しており、「七人の侍」を観た。何度見ても新しい発見がある名作であ…

現場力 : 高橋亀吉と大野耐一

●高橋亀吉 東洋経済新報社が発行している『統計月報』で、2000年に「20世紀の日本を代表するエコノミスト」をアンケート調査したとき、高橋亀吉は下村治、石橋湛山ら名だたるエコノミストを押さえて、堂々の1位に輝いた ・1891年 明治24年 山口県徳山村の船…

10月22日投票の総選挙

10月22日投票の総選挙の喧騒の中で繰り広げられる人間模様から感じたこと。 「菜根譚」の名言と関連付けて。 ●偏りを戒める 理想は高く持とう。しかし現実を無視するな。 思考は綿密にしよう。しかし些末なことにこだわるな。 ●理想の味わい 潔癖ではあるが…

鉄腕アトム

先日の投稿で、米国大統領選の各候補のキャンペーンソングの話題について紹介した。 歴史に残る映画には、スクリーンミュージックの名曲がついている。 テレビ番組も、人気番組は必ずテーマ曲も名曲である。 日本の国産テレビアニメの走りとなった「鉄腕アト…

足元の宇宙

雪の日の昨日、書店で本を探していたら、後ろのほうからお客さんと書店員の声が聞こえてきた。 お客さん「雑草についての絵本のような本、ありますか?」 書店員 「書籍名や著者名わかりますか?」 お客さん「この人の本です。」 書店員 「ずいぶん古い本で…

フィンテック

首都圏地域は雪になるかもという天気予報となっている。 わが国では四季があり、春夏秋冬と季節がうつろいながら、また新しい年を迎えていく。 銀杏並木の落ち葉が鮮やかな秋から冬の季節。しかし今年の秋から冬は、昨年の同じ季節とは異なる。 一年一年新た…

グーグルを驚愕させた日本人の知らない日本企業

南スーダンへの自衛隊PKO部隊派遣をめぐっては、国会やメディアで大きく取り上げられましたが、ことの本質を論じるというより、日本国内の与野党間での政治的批判合戦に終始していたように思います。 その証拠に、すでに派遣が行われてしまうと、メディア…

Hillbilly,カントリーミュージックと米国大統領選

●あいかわらず表面をなぞるだけのメディアの解説 すでに米国大統領選も終了から2週間がたとうとしている。 メディアでもトランプ現象と呼ばれる今回の結果の分析解釈を識者と言われる人々が行っている。 もちろん、すべてをカバーできるわけでもなく専門家で…

湘南乃海

「湘南乃海」といっても季節外れの湘南の海に出かけたわけではない。 「湘南乃海」は、大相撲・高田川部屋(元関脇・安芸乃島)の幕下力士である。 九州場所は3勝1敗と調子が良い。 私自身が神奈川県出身であるので、どうしても地元出身力士を応援したくな…

横浜環状道路北西線の工事現場から

東京の都心から首都高速3号線で渋谷を通り、用賀を抜け、東名料金所を抜けると、すぐ川崎インターチェンジがある。 少し行くと横浜青葉インターチェンジ、そのすぐ先が港北パーキングエリア(PA)下りである。東名に入って初めてのPAであることで、利用…

アメリカズカップ:勝者の条件

11月19日、165年の歴史を持つ国際ヨットレースのアメリカズカップの予選シリーズ1日目が福岡で開催された。 予選シリーズがアジアで、日本で開催されたのは今回が初めてである。 https://www.americascup.com/en/home.html レースの模様は、テレビ東京で放映…

電通「鬼十則」と「裏十則」

産経新聞11月18日朝刊によれば、社員の過労自殺が問題となっている電通が、有名な電通「鬼十則」の社員手帳への掲載を取りやめる検討をしているという。 「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。」などの表現が含まれていることで、遺族…

ネット上での情報発信について

ネット上での発信については、いろいろと気を付けてはいるが、 ついつい筆が走って、言いすぎてしまうことがあるかもしれないと反省している。 ここ数日、米国大統領選について語ってきた。 Facebookなどのネット情報発信では、政治にかかわる話は、嫌われる…

いつまでも飽きずに「米国大統領選・備忘録」

また、大統領選ネタで、そろそろ飽きられるのではないかと思うが、 乏しい能力ではあるが、自分の頭で考え整理しつつあることを、備忘録としてまとめておく。 1)どちらの候補を支持するかと、どちらの候補が当選するかの予測は分けて考える。 2)間接選挙…

「あなたも国際政治を予測できる!最強兵器としての地政学」

米国大統領選で一貫してトランプ優位を主張されてきた藤井厳喜さんの著書に「あなたも国際政治を予測できる!最強兵器としての地政学」(ハート出版)2016年9月刊がある。 猫好きで涙もろい藤井さんが2003年に刊行した「世界地図の切り取り方」を改訂・加筆…