昭島市の昭和の森

都心から身近な住宅街に思わぬリゾートエリアが広がる場所がある。JR中央線の立川駅から青梅線に乗り換えて10分ほどで昭島駅に到着する。かつて第二次大戦中にダグラス社の飛行機DC3をライセンス製造していた工場と大型のショッピングセンターやホテル…

富士山は世界一か?

前日の風雨の天気がうそのように、2月1日は晴れ渡った気持ちの良い朝を迎えた。箱根山に登る。大観山からは伊豆の島々が陽光に照らされて幻想的に眺望できる。また、富士山の美しさもさることながら、その奥に南アルプスの山々まで見渡せる日というのは、…

正月の小田原

2日、3日は箱根駅伝。これはお正月の定番だ。今年は、箱根の山登りと山下りでいつになく盛り上がった。若手を起用した東洋大、ベテラン起用の早大と監督による采配の違いもあり、いろいろなことを考えさせてくれた。10人が襷を渡していく駅伝、単純なようで…

初詣は浅草

元旦の初詣は浅草に出かけた。参拝客は雷門の前から大行列で、仲見世通りもラッシュアワー並みの人込みで、店を眺めるどころではない。とはいえ、外国人向けのおかしな商品ばかりなので眺めるほどのものはないのだが。買い物というのは回遊性がなければいけ…

弥生時代の遺跡と現代の古民家

遺跡、それも住居の遺跡というと昔、学校で習った登呂遺跡を思い出す。しかし、身近なところにも遺跡はある。横浜のニュータウン・都筑区の地下鉄「センター北駅」近くにある「大塚・歳勝土遺跡公園」は不思議な空間だ。大型のショッピングセンターや大規模…

京都・大阪(3)

京都観光のシンボルともいえる金閣寺。たかが金閣、されど金閣だ。 京都からの帰路は、新たに開通した新名神高速で三重を通って、名古屋から東名に。 新名神は、忍者で有名な甲賀の里を通る。道路の両脇の山並みを見ると忍者の里だなという雰囲気が漂ってく…

京都・大阪(2)

京都・大阪旅行二日目の朝、ホテルの宴会場でのバイキングは、中国か台湾からの観光客と思われる人たちが数多く見受けられた。その後に出かけた、京都の定番の観光スポット、金閣寺や清水寺でもアジアや欧米の観光客の多さには、あらためて驚かされた。 午後…

京都・大阪(1)

夏休み、ガソリン高の裏を突いて家族と京都と大阪にクルマで出かけた。まだ朝の明けきらぬ早朝4時、川崎インターチェンジから東名高速を西へ西へ。静岡より西へクルマで向かうのは初めてだ。高速道路のサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)に1時間に1…

千葉の風景

私は神奈川県出身で、いまも横浜に住んでいる。湘南の海、丹沢の緑、箱根の森、横浜の港、川崎の工場地帯など神奈川の風景が好きなのは言うまでもない。しかし海を隔てたお隣の千葉の風景も好きだ。それも房総の海の風景ではなく、内陸の田園地帯の風景が好…

YOKOHAMA SANKEIEN GARDEN

花ショウブが見たくて横浜・三渓園にクルマで出かけた。ガソリン価格がリッターあたり170円を超え、車利用が減りつつあるという。港北から入る第三京浜は幾分、車の数が少ないような気がした。霞ヶ関・財務省前の深夜タクシーは、今どうなっているのだろうか…

冒険王・横尾忠則

昭和の日、世田谷美術館で企画展「冒険王・横尾忠則」を観た。横尾さんの存在を知ったのは小学生のころだった思う。どの作品ということではないが、子供心に何か新鮮で大人の世界のようなものを感じた記憶がある。 展示はルソーの絵をモチーフにしたユーモア…

伊豆・大室山の桜

伊豆半島の桜の名所のひとつ「さくらの里」は、伊東の大室山ふもとにある。大室山はリフトで登れる伊豆を代表する観光スポットだ。山頂からは伊東の別荘地、伊豆大島などを見渡せるが、高所恐怖症の人にとっては、ちょっと厳しい。柵もなければ注意書きもな…

足柄峠

足柄峠からみる富士山は格別だ。子供の頃に小学校の担任の若き先生とともに登った足柄峠の思い出が忘れられず、時々出かけている。 まさかりをかついだ、あの足柄山の金太郎で有名な場所である。ここから観る富士山の雄姿は絶景だ。全てを超越した風景だと思…

神奈川県立東高根森林公園

都会に住んでいると、身近に自然にふれあい、鳥の声などを聞き、植物に接し、四季の移り変わりを感じるとなんともいえない心地よい感じになる。 川崎市のはずれにある東高根公園は、東名高速道路に接した場所で、古くからの遺跡のある貴重な緑のエリアだ。膝…

丹沢札掛モミの原生林

ヤビツ峠から札掛をとおり、宮ヶ瀬に抜ける。ここをクルマで走るのは「ん十年」ぶり。 札掛モミの原生林近くで透き通った川の冷たい水を飲み、下流の造り酒屋で地酒「蓬莱」http://www.hourai.jp/contents/index.htmlを買って帰る。 (画像)丹沢山系の川の…

身近な寺

都会でも田舎でも身近にお寺はあるものだ。お寺の環境というのは物理的にも静かだし、リラックスする空間だ。もっともっと中に入って、住職とコミュニケーションをとるということも大事だと思う。もちろん、クリスチャンの場合は教会ということになるのだけ…

芸術は爆発だ:川崎市岡本太郎美術館

「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎さん。先週末、自宅からクルマで15分ほどの緑多い川崎・生田緑地の民家園に隣接する川崎市岡本太郎美術館を訪れた。http://www.taromuseum.jp/index.htm 岡本作品を見ているとなぜか元気が出てくる。みずからの生命力がよ…

欧州街だより(3):ウイーン(オーストリア)

出張中に掲載する予定が、結局できずに帰国してしまう。ストックホルムから某国を経て、ウイーンへ。その後某国を経て帰国。今日はウイーンの街の写真を一枚。欧州の主要都市では、建物から否が応でも歴史を感じさせられる。ウイーンのハプスブルグ家の栄華…

欧州街だより(2):ストックホルム(スウェーデン)

マルメから寝台車でスウェーデンの首都ストックホルムに着く。ストックホルムはヨーロッパの首都でも指折りの美しい水の都である。 ストックホルム市庁舎は街のランドマークでもあり、毎年12月ノーベル賞授賞式後の公式晩餐会場にもなっている。 写真は、そ…

欧州街だより(1):マルメ(スウェーデン)

5月末から欧州出張をしている。その合間に見かけた街の風景を綴っていく。 最初はスウェーデン第三の都市マルメ。デンマークのコペンハーゲンとの間に2000年に橋が掛けられ、電車で約15分ほどのところ。中央駅から運河をはさんだあたり一帯が旧市街で、ラン…

波止場

「波止場」という言葉はエキゾチックな感じがする。連休初日の早朝、横浜・山下公園に出かけて散歩をしているときに「波止場」という文字の看板を見て、ふと懐かしさを感じた。 淡谷のり子「別れのブルース」のメリケン波止場は神戸の港をさすが、この横浜港…

小田原の海

11日は、ある勉強会で箱根の宿に向かう。3連休の真ん中で、小田原市内から湯本へ向かう1号線は混雑している。ラジオからは伊集院光の番組に田原総一朗がゲストになった対談が聴こえてくる。面白かった。普段は司会を行う田原が今日はゲストで登場だが、鋭い…

同窓会

いつも正月に高校時代の仲間たちと故郷で小さな同窓会をする。始めてから12年目で、小さなホームページもあって、そこに毎年の会の写真が載せられている。12年前のわが身を振り返ると、なんとスマートだったことか。写真に写っている仲間とともに、故郷の風…

都心のオアシス

日比谷公園は都心のオアシスだ。先週の秋晴れの昼下がり、あまりの快晴で虎ノ門で仕事を終えた後、日比谷公園を歩いた。ガーデンショウが開かれていてにぎやかな雰囲気だった。ハンギングバスケットやミニガーデンの展示が行われていた。ニューヨークのセン…

谷根千と東京藝術大学

今朝、散歩をしながらTBSラジオの永六輔の番組を聴いていると、乙女探検隊・関東新地図のコーナーで谷根千が取り上げられた。この地域に住むアナウンサー福留功男さんが谷中銀座を中心に紹介している。昨年http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20051113訪れた惣…

快晴の箱根・芦ノ湖

先週末の嵐が去った首都圏は3連休で快晴となった。写真は、連休の真ん中8日に家族・親戚ととも訪れた箱根の芦ノ湖を撮影したものである。 正月以外では、箱根の快晴は珍しい。 芦ノ湖スカイライン道路の休憩所からは ・富士山の山頂にかすかに降り積もった雪…

大山・丹沢山系をのぞむ

神奈川県秦野市の震生湖近くから市内と大山・丹沢山系をのぞむ。

湘南台の連結バス

先週、神奈川県藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(略称SFC)を訪問した。 湘南台駅から大学まで全国でも珍しい連結バスが走っている。ドイツで普及しているものを神奈川中央交通(略称カナチュウ)が導入したものだ。SFCのある場所は、かつてはス…

新緑の箱根

昨日の土曜日は、晴れ上がり、気温は初夏を思わせるほど上昇した。 ある勉強会で、箱根の旅館にクルマで向かう。土曜の昼下がり、東名下りは空いているはずだが、渋滞が始まった。ラジオの交通情報は、鹿が高速道路に迷い込み捕獲中とのこと。30分あれば通り…

今、昔、そして未来が見える「谷根千(やねせん)」

それは衝撃の旅だった。朝方の雨があがって木枯らし一号が吹いて、きれいに晴れ上がった土曜の昼下がり、わずか4時間あまりの街歩きは幻想の世界に迷い込んだような感じがした。 はじめて訪れた谷根千(やねせん)。谷中、根津、そして千駄木のトライアング…