YOKOHAMA SANKEIEN GARDEN

kohnoken2008-06-07

花ショウブが見たくて横浜・三渓園にクルマで出かけた。ガソリン価格がリッターあたり170円を超え、車利用が減りつつあるという。港北から入る第三京浜は幾分、車の数が少ないような気がした。霞ヶ関財務省前の深夜タクシーは、今どうなっているのだろうか。話を戻して、横浜・本牧三渓園、生糸貿易で財を成した横浜の実業家、原三渓の元邸宅である。京都や鎌倉の歴史的建造物を移築し、三渓園として一般公開した国の指定名称である。つい最近に横浜ではアフリカ開発会議が開かれたが、アフリカからの賓客やメディア関係者も三渓園を訪れたのであろうか。横浜で日本の歴史的建造物を見るには大変貴重な場所である。
午前中の2時間ほど、三渓園を散策し、花ショウブと三重塔などを見た。
帰りはマイカ本牧元町商店街楽天との試合で沸く横浜スタジアムを通り、東神奈川から小机の日産スタジアムを横目で見ながら帰路に着く。ラジオからは文化放送みのもんたウイークエンドから、女性歌手特集で、いしだあゆみブルーライトヨコハマ」が流れてくる。
東神奈川といえば、生麦事件が有名だ。薩摩藩島津久光の行列一向に暴走して突っ込んだイギリス人を無礼打ちにした事件である。結局、薩英戦争にまで発展し、英国艦隊の敗走、日英同盟と歴史は進んでいく。文化放送のみのさんの番組には、「女性の品格」300万部のベストセラーの著書である坂東眞理子さんがゲストで登場した。「国家の品格」の二番煎じで、たぶん坂東さんの経歴などからして、「品格」に値するような貴重な話は聞けないだろうなと、馬鹿にしていたが、案の定、「品格」とは程遠い、ありきたりのお話だった。それを予知するような「みのさん」の前振りのおしゃべり、恐るべしである。
日産スタジアムでは、あの中田英寿がプロデユースしたというジャパンスターとワールドスターの試合が行われていた。テレビでその試合を見る。なつかしい選手の面々の参加で盛り上がっていたようだ。
開港150周年を迎えるヨコハマの昔と今を感じた土曜日だった。