身近な寺

kohnoken2007-08-25

都会でも田舎でも身近にお寺はあるものだ。お寺の環境というのは物理的にも静かだし、リラックスする空間だ。もっともっと中に入って、住職とコミュニケーションをとるということも大事だと思う。もちろん、クリスチャンの場合は教会ということになるのだけれど。地域社会がバラバラになりつつある現代で、お寺というのは重要な位置を占めるようになると思う。
写真は自宅近くの王禅寺(川崎市)のお堂。王禅寺は星宿山華厳院王禅寺と称する真言宗豊山(ぶざん)派の寺院で、東の高野山ともいわれている。寺の庭には柿生(かきお)の地名のおこりとなったといわれている禅寺丸柿の原木(かながわの名木100選)が保存されている。
夏の終わりでせみの声の饗宴を聴きながら、もみじの葉をふと眺める。また晩秋に訪れよう。秋の紅葉というのは、最も寺が寺らしくなる季節だと思う。はるか昔の修学旅行の秋の京都の寺々の印象が強いのかもしれないが。