新緑の箱根

kohnoken2006-05-21

昨日の土曜日は、晴れ上がり、気温は初夏を思わせるほど上昇した。
ある勉強会で、箱根の旅館にクルマで向かう。土曜の昼下がり、東名下りは空いているはずだが、渋滞が始まった。ラジオの交通情報は、鹿が高速道路に迷い込み捕獲中とのこと。30分あれば通りぬけるところが2時間もかかった。
今日の日曜日は、昨日に続き、湿度のないすごしやすい気候だ。
昨日の鹿騒動をネットのニュースで見る。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200605/sha2006052101.html
なんとも品のないダジャレ連発の記事にはがっかりだ。
丹沢山系から鹿が迷い込んできたことは、何かの環境の異変ではないのか。記事はそれを伝えず、ダジャレに終始する。記者と編集者のレベルの低下が心配になる。
新緑の箱根は、静かだった。
勉強会では、仕事を持ちながら勉強を続ける若い人々の意欲に心を打たれた。
旅館http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20050808/1123587443では、川端康成が原稿執筆に使ったといわれている部屋(桐三の間http://www.fukuzumi-ro.com/index.htm)に泊めさせていただいた。
この旅館をこよなく愛していたバンツマこと坂東妻三郎さんの長男の田村高廣さんが先日、ひっそりと亡くなられた。旅館の大女将が「最近はお葬式が多くて・・・」と話されていた。
朝食はメンバーと3階の部屋で。そこから眺める新緑がまぶしい。
(画像)箱根・塔ノ沢の新緑(筆者撮影)