男はつらいよ第1作

NHK-BS2で寅さんシリーズ第1作「男はつらいよ」を観た。
喜劇と悲劇は紙一重で、この第一作から合計48本の喜劇のようでいて悲劇でもある寅さんの失恋物語が続いていく。
この第一作は1969年(昭和44年)の8月に封切られた。同年の7月にはアポロの月面着陸があり、甲子園では三沢高校松山商業の死闘が演じられた。
葛飾柴又の下町の人情の世界と、渡世人として外の世界とを行き来する寅さん。ヒトの生き方の理想を描いているような感じがした。