フラワー&グリーン

葉っぱで見分ける樹木

BS(貸借対照表)やPL(損益計算書)といった財務諸表の原則が理解できれば、企業の経営状態を知ることができ、視野が広がり経営分析ができる。 ふだん何気なく、眺めている風景も、原則を知ると違った世界が広がるものである。 毎日のように目にする風景の…

クリスマスツリーのイノベーション、カリフォルニアのロジャースガーデンでの驚き

クリスマス・イルミネーションの季節である。日本も世界も商業施設や公共空間にクリスマスツリーが飾られている。 しかし、そのほとんどは、ありきたりのマンネリではないか。 クリスマスツリーが飾られているだけで、「ああ、その季節になったか」と思わせ…

地球イチバン・花の国オランダ

10月31日(木)夜10時からNHK総合テレビで放送された「地球イチバン・花の国オランダ」は、たいへん内容の濃い、よく練られた番組であった。同番組は「地球でイチバン○○な場所」という究極の地を訪ねる紀行エンターテインメント番組のシリーズで、今回は…

勅使河原蒼風

本書は、次のような文章から始まる。 「花」は壊れ物である。消えてなくなるものである。場所を占めてそこに置かれていても、それはその時かぎりの時間を生きている。回顧することはできても、取り戻すことはできない。その一時限りのもの、その「時」を生き…

椿の森

650種類の椿の花が咲く横浜の「こどもの国」の椿の森。大柄な花、可憐な花、さまざまな椿が楽しめる。「御国(みくに)の誉(ほまれ)」や「明石潟」といった椿の名前を知るのも楽しい。

オオイヌノフグリ

家の近所を歩き春を感じさせる草花を探した。あるマンションの植え込みの中に青い小さな花がひっそりと咲いていた。たぶんオオイヌノフグリだろう。 田中修著『雑草のはなし』(中公新書)によれば、多くの植物の花には、オシベが複数本あるのが一般的だ。そ…

外堀の桜と菜の花

桜色と菜の花の黄色はこの季節ならではの色だ。清明の頃、春うららかに山河草木が光り輝く季節だ。見慣れた東京都心の外堀も春爛漫といった感じがする。 (画像)外堀・飯田橋付近(筆者撮影)

桜のトンネル

今年もひと時の桜の季節を迎えている。早朝の散歩道に通る自宅近くの桜並木。 世の中のたえてさくらのなかりせば 春の心はのどけからまし (在原業平(ありひらのなりひら)伊勢物語より) 人生の楽しい年も、つらい年も、桜の花はなぜか心にせまってくる。 …

学び舎の桜

学び舎の風景に桜は良く似合う。卒業式から入学式と3月下旬から4月上旬の学校は桜の花とともに華やいだ雰囲気になる。自宅近くの学校のグランドにも桜がよく映える。 (画像)國學院大學・野球グランドの桜

竹林の散策

日本の里山の原風景を古くから形作り、万能素材として日本人の暮らしにさまざまに使われてきたものとして「竹」がある。宅地化が進んで、郊外から竹林がどんどん失われつつある。しかし、身近に意外な竹林が残っていることを発見する。この写真も自宅から約2…

侘助(わびすけ)

墓参りでお寺を訪ねた。遠く伊豆大島や三浦半島・房総半島が見渡せる寺だ。しだれ桜が有名で春の季節には観光客が多く訪れる。 寺の周りで草刈りをしていた御住職に普通の参拝客は入り込まない広大なエリアを案内していただいた。ツバキ、桜、こぶし、つつじ…

霜降(そうこう)

暦の上では、冬を間近に控えた霜降の候を迎えた。霜が降りる寒さではないが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。今朝、クルマのボディは露で覆われていた。また昨晩の幕張方面は濃い霧だったようだ。千葉マリンスタジアムで行われた阪神・ロッテの日本シリ…

大和撫子(やまとなでしこ)

8月7日は立秋。間もなく秋となることを感じなければならない時期だが、ここ数日の蒸し暑さは強烈なものがある。 なでしこは秋の花として最初に訪れるものだ。長く咲くのが特徴で、四季咲きもある。清純で美しい日本女性をほうふつとさせるということで、日本…

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

春から夏へ、夏から秋への変化は少しずつ変わっていく。中国伝来の暦に「二十四節気」と「七十二候」がある。前者は一年を二十四に等分し、「春分」「穀雨」など漢字二文字で特徴をつかむ。後者は、二十四節気をさらに三つに分け、一年を七十二の気候に分け…

西洋アジサイ

千葉県の「生命の森リゾート」の別荘地内路傍で見かけた、 やや季節はずれだが、色鮮やかな西洋アジサイ(ハイドランジア)の花。 花言葉は「移り気」で七変化とも呼ばれる。

デュランタの花が咲いた

ベランダでひっそりと緑の葉を楽しませてくれたデュランタの花が咲いた。 かれこれ5年ぶりの開花だ。不思議な現象?