面構えの良い今井選手

kohnoken2007-01-02

お正月は箱根駅伝に限る。というか、駅伝を見るためにお正月があるのではないかと、ふと思ってしまう。約6時間余をテレビに釘付けにさせる番組はそうはない。読売グループおそるべしだ。
今年も箱根の山登りで順天堂大学今井正人選手が期待通りの走りを見せてくれて、往路の見せ場を作ってくれた。この今井選手、かつて面構えの良い選手として紹介したデトロイトタイガースの名捕手イヴァンロドリゲスhttp://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20050704 に似て、いい顔をしている。
そして、番組中に流れていた読売新聞のテレビコマーシャルのコピーもなかなかだ。「あなたの駅伝は今、何区ですか? 今よりも、先へ 進化する、参加する、ヨミウリ ヨリモ」これは中高年を刺激する。https://yorimo.yomiuri.co.jp/note/special/2006_12/index.html
番組中に流れていたのは「娘編」だが、「父編」のコマーシャルは見事に中高年の気持ちを言い当てた。

「どうして毎年正月に、ただ走る若者たちを見続けてしまうのだろう。君たちは何のために走ってるんだ。
待てよ、私は彼らに自分を見ているのか。じゃあ私は何のために走ってるのか。そして誰に襷(たすき)を渡す。」
「お父さん頑張って」
「誰なんだ君は。まだまだ俺は止まれない。頑張れよー。」

ちなみに、過去にこのブログで取り上げた注目CMは下記のとおり。
トンボ鉛筆(新聞広告) http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20060107 はごろもフーズ(新聞広告) http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20051117 小田急ロマンスカー(テレビ広告) http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20050808

(画像)読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/index.htm