川澄選手の北の大地での凱旋帰国試合

女子サッカーINAC神戸レオネッサVSジェフ市原レディスの試合をBSフジでみた。
北海道の帯広で行われた試合、INACキャプテンの高瀬選手の故郷であり、凱旋帰国した川澄選手の復帰試合でもあり、試合当初からじっくりテレビ観戦させていただいた。
結果はジェフの4−3での勝利となった。
2011年の女子サッカーワールドカップで米国を撃破した印象があまりにも強く、その後、「なでしこ」と称させられる女子サッカーについては関心を持ってワッチし(みて)てきた。

Nothing great was ever achieved without enthusiasm.「偉大なことは情熱なしに成し遂げられない」という言葉があるように、力量では互角のチームが最後に勝つには情熱が大事なのだろう。テレビの解説で、さかんに川澄選手の言葉が紹介されていた。米国名門チームのシアトルレインの一員として実績を残し、米国女子サッカーベストイレブンに選ばれた日本女子サッカーの至宝である川澄選手は、
アイナックの選手には覇気が感じられない」
というのである。http://inac-kobe.com/news/815
昨シーズンまでアイナック神戸は国内のなでしこリーグでは無敵を誇った。それがこの春から、主力であった川澄が米国リーグに、近賀ゆかりとチソヨンが英国に、田中明日菜がドイツへと移籍し、大きな戦力ダウンとなって、リーグ成績もかつての常勝軍団の面影が消えかけていた。
しかし、今日の試合で、INACの選手たちは川澄の帰還により発奮することだろう。過去の本ブログのエントリーでもふれたように、川澄選手は日本女子サッカーの宝である。もしかしたら、将来は女子サッカーとという枠組みから離れて、日本社会の女子のシンボルになるかもしれないと思っている。夢物語かもしれないが、川澄選手の国際性、360度の気配り、企画実行力、毎日365日欠かさずブログ更新し、その内容とユーモアのセンスを観れば、今回の内閣改造経済産業大臣となった小渕さんをも凌駕する逸材としての能力はそなえている。
http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20140818
これからも川澄菜穂美さんから目が離せない。http://nahomi-kawasumi.net/