サントリー白州醸造所

先日のエントリーhttp://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20090321でとりあげた、白州（はくしゅう）の森からの贈り物に会いたくて、山梨県のサントリー白州醸造所に行ってみた。山頂に雪が残る甲斐駒ケ岳から連なる南アルプスの峰々は絶景で、その山のふもとに広大な敷地のウイスキー醸造と天然水製造の工場が静かなたたずまいを見せていた。
森からの贈り物である自然の乳酸菌が棲みつくという木桶の発酵槽も見ることができた。「最近は焼酎に押されてウイスキーを飲まれる方が減っているんですよ」と案内役の女性が語ってくれた。もちろん焼酎も良いけれど、「白州」をはじめとするシングルモルトの深く個性的な味わいが、じわじわと日本に広がっていくのではないかと思う。マーケティング力に優れたサントリーが、シングルモルトの魅力をもっともっとアピールしていってほしい。