おいしいラーメンは食べ物の「お風呂」?

kohnoken2005-12-22

Newsweek日本版は、外国人の目から見た日本が短いコラムで書かれていて面白い。最新号ではアメリカ生まれの文学研究者マイケル・ブロンコさんがラーメンについて語っている。

東京で私が心の底からほっとするのは、片手にはし、片手にレンゲを持ち、湯気の立ったラーメンの丼の前で背中を丸めるときだ。・・・
剣道の面を打つように全身で勢いよく麺の湯を切り、生け花のように配置に気を配りながら、もやし、チャーシュー、のりと並べていく。真ん丸い丼の中に、大も小もあらゆるエネルギーが凝縮される。・・・
おいしいラーメンは食べ物の「お風呂」。スープが体に染みて、元気がわいてくる。

たしかに、ラーメンは日本文化が凝縮したものかもしれない。
ところで、Yahoo!のサイトで延べ138万人から意見を集め、究極のラーメンというのが開発されたらしい。(次を参照)http://ramen.yahoo.co.jp/original/index.html
ラーメンチェーンの「ラーメン花月」で真骨頂というメニュー名で販売されているのと同時に、東洋水産カップめんも発売されたとのこと。ただし、カップめんは予想をはるかに上回る売れ行きで、現在発売休止中とのことだが。
ネット時代は、消費者参加型の商品開発がされるようになりつつある。「真骨頂」の真骨頂が何なのかを知りたいところだ。一度食べてみよう。