週末に桜とマー君を楽しむ

桜が満開の首都圏地域である。
東京都内では皇居の乾通りが特別に通行が可能となり、多くの人々が皇居の桜を楽しんだ。
昨日の金曜日に出かけた東京駅八重洲日本橋周辺でも、サクラ通りと名のついた日本橋高島屋丸善近くの通りでは、満開のサクラに道行く人々がカメラのシャッターを切っていた。
そして4月5日の土曜日。待ちに待ったのはお花見だけではない。今日はヤンキースマー君こと田中将大投手のメジャー公式戦初登板であった。初回先頭打者にホームランの洗礼を受けたものの、その後は超一流選手だけが持つ「回復力」を発揮し、見事に勝利投手となった。
トロント・ブルージェイズとの一戦は、あらためてメジャーリーグの試合の面白さを感じた試合であった。とくにヤンキースのジラルディ監督の采配が印象に残った。オールドプレーヤー中心から新しいプレーヤー中心への大きな転換時期にあるチーム事情の中で、老いも若きもチームのために働くことのできる場づくりを見事に作り上げたなというのが試合を終わっての印象である。ジラルディ監督の、細かなところまでの心遣いが伝わってきた。組織はトップの心配りが大事だということを再認識した。
そして田中投手の初戦を陰で支えたイチロー選手の活躍も日本人としてうれしい限りである。黒田投手を含めて今年のヤンキースからは目が離せない。