海の日の観音崎灯台

今日は海の日。観音崎灯台に出かける。ここは幕末から現代にいたる軍事拠点で、浦賀水道は貨物船が行きかう東京湾の要所。わが国で初めて建設された西洋式灯台がこの観音崎灯台灯台守の人生を描いた映画「喜びも悲しみも幾年月」は、この観音崎灯台から場面が始まる。観音崎自然博物館ではあらためて海の恵みについて教えられた。「海」は、われわれの生活にとってかけがえのない場所でありながら、ふだんはそのことをつい忘れてしまう。この博物館のある「たたら浜」は、あの放射能が生んだゴジラ日本初上陸の場所でもある。いろいろなことを考えた観音崎であった。