2007-06-23 美しき青きドナウ 音楽 「2001年宇宙の旅」を新宿の映画館で観たのは20年ぐらい前であろうか。この映画の意味がよくわからないまま映画館を出た。そのときに宇宙ステーションの中の音楽として流れていたのがヨハンシュトラウス2世の「美しき青きドナウ」である。 1867年、日本では明治維新の頃、プロシア(現在のドイツ)との戦争に敗れたウイーンの人たちの重苦しい気分を一新しようとして作られた曲である。ウイーンを代表する曲として、ウイーンの街のあちこちで聴こえてくる。 ドナウ川の清廉さとウイーンの街の高貴な感じを表現した美しい曲だ。 (画像)ウイーン市立公園の中にあるヨハンシュトラウス2世の像(筆者撮影)