東大新卒の就職先としての寺

土曜の朝は、だいたいクルマで約1時間、丹沢山系の麓の実家兼リゾートオフィスに出かける。カーラジオでTBS永六輔の番組を聴くのが日課、いや週課（こんな言葉はないでしょう）だ。関東新地図のコーナーでは、虎ノ門にある光明寺の若き20代の僧侶が登場していた。小樽出身で東京大学卒で就職先としてお寺を選んだという。一生を通じてやるべき仕事はお坊さんだ、と考えたのらしい。
物理的な場所、精神的な場所としてのお寺、現代という時代にその存在感を増す潜在力はきわめて高いものがあると思う。
若き僧侶も話していたが、この古い仏教の世界に自らが埋没せず、かといって伝統を軽んずることなく、新しい地平を切り開いていってほしいものだ。今度、この寺を覗いてみようと思う。
http://www.tbs.co.jp/radio/rokuchan/　：TBSラジオ　土曜ワイド
http://www.komyoji.org/access.html　：梅上山光明寺
（画像）梅上山光明寺の本堂（同寺のウェブサイトより）