TBSラジオ:不思議な場所の記憶

kohnoken2006-07-15

ラジオは衰退メディアだといわれている。すでに媒体別広告費ではインターネット広告に抜かれてしまっている。しかし、私はけっこうラジオファンだ。それもFMではなくAMを良く聴く。なぜかそのほとんどはTBSラジオの番組だ。
いつも移動中に聴く。通勤途上であったり、休みの日に散歩しながらであったり、クルマで移動中であったりだ。
不思議なことに、番組の中のいくつかのシーンが、それを聴いていた場所とともに記憶に残っている。
小堺一機のサタデーウイズ真矢みきがゲストで出たのは、自宅近くの動物病院の前あたりだったとか、中村尚登ニュースプラザの歴史家・加来耕三コーナーをレインボーブリッジ上のクルマの中で聴いたとか、伊集院光日曜日の秘密基地で、伊集院光がラジオ聴取率の話をしたのは、隣の駅の近くのレストランの前辺りだったとか・・・、そのいずれの記憶も2年前であったり4年前のある瞬間である。
それを聴いた場所とともに、番組で話題になったことがいくつか蘇ってくる。モバイルメディアとしての不思議さはこのへんにある。ラジオは、テレビと違い、番組の固定ファンが多いと思う。たいへん魅力的なメディアだ。
それにしても、なぜ良く聴く番組がTBSなのか、その理由が良くわからない。
(画像)毅郎スタンバイで森本毅郎さんとペアを組む遠藤泰子さん