上村愛子、井上怜奈そして原田雅彦、君たちに感謝だ!

kohnoken2006-02-12

感動的なトリノ冬季五輪の開会式から一夜明けて、女子モーグルフリーの予選と決勝を眠い目をこすりながら固唾を呑んで見守った。上村愛子選手、心を振るわせるすべりであった。メダルに届かず、5位に終わる。長野、ソルトレークそしてトリノとメダルを取ることができなかったのに、私の心は動かされた。「どうすればメダルが取れるのかわからない」という試合後のインタビュー。正直な答えだと思う。全力を尽くし、人一倍の努力を重ね、最高のパフォーマンスをしたと、満足していても、メダルには届かない・・・・・・・・。しかし、君は日本人選手ではトップだ。そして世界で5人の中に入った。それはすごいことだ。何より、応援する多くの日本人ファンの心を揺さぶったではないか。君は冬季五輪の女子選手の最高のスターだよ。日本人として「ココロのメダル」を贈りたい。次のバンクーバーが愛子を待っているよ。君を育ててくれた白馬村のお母さんと一緒にね。
井上怜奈選手、肺がんを乗り越えて最高の演技をしたね。結婚をしてアメリカ国籍を得て、アメリカ選手としてトリノ五輪に臨み、予選では感動の演技をしてくれた。来週の決勝、応援するよ。
原田雅彦、君はいつも話題をさらってくれるね。三振かホームラン、そういわれた原田選手。今回はそれ以前の「失格」。何が起きても泣き言を言わず、自らの責任とする原田選手。誰も君を責めはしないよ。日本人は、君の失敗から学ぼうとしているからね。
(画像)トリノ五輪女子モーグル5位の上村選手(asahi.comより)http://www2.asahi.com/torino2006/news/TKY200602120030.html