はごろもフーズ

11月17日付け日本経済新聞の「はごろもフーズ」の一面広告はインパクトがあった。

サカナを食べれば、
将来ノーベル賞がもらえますか。

がキャッチコピーで、サカナにまたがる男の子の絵の下に次のコピーが続く。

サカナを食べるひとは賢い。こんなイメージを作ったＤＨＡは、記憶や学習能力の発達を助ける成分として有名です。これに続いて話題になりつつあるのが、まぐろ・かつおに含まれるアンセリン。24時間泳ぎ続けるという彼らの驚くべきスタミナの正体として研究が進められています。いま、サカナはニュースの宝庫なのです。はごろもフーズはサカナのおいしさと栄養を丁寧に詰め込んでお届けしています。サカナは人間の力を引き出してくれる。それが私たちの想いです。
キチンとサカナ。はごろもフーズ

うまい広告だと思う。コンパクトな表現の中に現代人の心理をつかむメッセージが、まさに缶詰のように詰め込まれている。広告クリエーターのセンスが光る広告だと思う。
二週間ほど前にも、同社は同じような一面広告で、女の子をモデルに「サカナを食べれば、将来女優さんになれますか。」というコピーを使っていて、ハッとさせられた。そしてシリーズ化された今回の広告につながっている。
同社ホームページを見ると、昨年末にもシリーズ化された広告が打たれて評判が良かったようだ。
「来年は、健康診断がこわくなくなりますように」「日本人の長生きを世界中が勉強している」「さかなを食べる国は、将来だいじょうぶだと思う」などのコピーはなかなかのものだ。
私も、来月健康診断があるので、シーチキン缶詰を食べて備えることにしようか。エコナ・オイルを使った種類もあるようだし･･･。もう手遅れか？
（参考）2004年末の広告http://www.hagoromofoods.co.jp/kitintosakana/index.html