元横綱大鵬:苦労と忍耐 学べぬ不幸

kohnoken2008-05-08

苦労と忍耐を学べぬ不幸、という見出しの日経夕刊の記事。元横綱大鵬納谷幸喜さんは語る。

考えれば考えるほど人生って何だろうと思う。今やってることは相撲人生の総まとめかな。
相撲道とは辛抱強く何事にも耐えうる精神をつくるという意味と同義語なんです。
厳しく言ってくれる人は頼りになるが、おだてる人はいざ相談にいったら逃げるよ。

納谷さんは言う。

相撲人気が戻ってきたように思えるが、それは上辺で、本当に手に汗握る力士が出てきていない。

そう、子供の頃に観たテレビの大相撲放送での千秋楽、大鵬柏戸の一戦は手に汗握るどころか、画面を見ることができないほどの興奮を感じたものだった。
11日日曜日から大相撲の夏場所が始まる。17日には両国に観戦に出かける予定にしている。納谷さんを安心させることができるような場所になるのだろうか。
(画像)元横綱大鵬