病院は社交(コミュニケーション)の場

kohnoken2006-08-27

年老いた母親が不治(?)の病で入院していて、ここのところ土・日は入院先の病院に通っている。
歳が歳だけに、命も風前の灯ということになると、まずは家族が寄ってくる。そして親戚や友人、近所の人たちが母親の病室に集うことになる。
長男として、今まで以上に家族や親戚、近所の人たちと頻繁に接するようになる。
今日も、何年も会うことなかった従兄弟(いとこ)と病室で再会した。
病(やまい)、そして病院というのは不思議なもの。
病人にとっても、家族にとっても、見舞いに来た者にとってもそこは「異空間」だ。
しかし、医師や看護師の方々にとっては、日常の場。
さまざまな思いをもった人たちが、病院という場に集い、思いを新たに、やってきて、そして去っていく。
不思議な社交場だ、と、ふと思った。

(画像)http://www.jinkohkai.or.jp/のサイトのイラストより