矢沢永吉とイチロー

kohnoken2006-03-07

テレビで『イチロー × 矢沢永吉 英雄の哲学』を観た。
BS各局共同番組で、昨年の今頃はイチロー久米宏さんの対談があったと思う。久米さんのときもそうだったが、今回もイチローは完全に矢沢永吉を凌駕していた。それでよいのだと思う。今ピークにあるイチローを久米さんや矢沢さんが、まぶしい眼差しでみるところが良いのだ。先輩たちが偉ぶらずにイチローに学ぶ姿勢がプロフェッショナルを感じる。
イチローは次のステージを模索している。正月のドラマ出演や今回のWBCでの鬼気迫る姿勢などからもそのことがうかがえる。
イチローはサムライと称されている。バッターボックスに立ったときにバットを高く掲げるポーズが、刀を持つサムライの姿に似ているからだ。メジャーの大男たちを最初は怪物だと感じたという。しかし実際に接してみると同じ人間であることが分かったという。坂本竜馬ら幕末の志士たちは20代後半から30代前半の若者たちであった。イチローはこの幕末の志士を彷彿とさせる。
50歳まで現役を続けるのが夢だという。イチローの精神力と肉体を持ってすれば夢ではなく現実になるかもしれない。
(参考)http://d.hatena.ne.jp/kohnoken/20051229/1135790866
(画像)http://www.bsfuji.tv/top/pub/sp.htmlより