赤と白

オルルッド

ボストン・レッドソックスシカゴ・ホワイトソックスアメリカン・リーグ地区シリーズ第二戦の赤白靴下対決は、井口の逆転3ランでホワイトソックスの勝利となった。
レッドソックスの一塁は、あのジョン・オルルッド。シアトル・マリナーズ時代からファンだった。昨年ニューヨーク・ヤンキースに来たと思ったら、今年はレッドソックスだ。メジャーでの活躍の最終段階に来ているが、難しいファーストゴロを鮮やかにさばいた。あの生真面目で憂いを含んだ瞳はメジャーリーガーには珍しいタイプだ。とくに、オルティーズやラミレス、デイモン、ウェルズといったワイルドなイメージのレッドソックスの中では、オルルッドは異彩を放っている。
赤といえば明朗活発で感情の起伏が激しいイメージ、白といえば誠実で素直な性格で理想主義思考というイメージだといわれている。
オルルッドは赤よりも白のほうが似合うのかもしれない。
(画像)http://www.boston.com/sports/baseball/redsox/extras/wallpaper/
(参考)『色彩でココロを読み解く心理学練習帳』渡辺洋子(東京書籍2005)