ワシントン・ナショナルズ

デーモン

サッカーのワールドカップに話題が集中している中、久しぶりにテレビでMLBのNYY(ヤンキース)対WSHナショナルズ)を観ている。
ワシントンナショナルズの試合を観るのは初めてだ。モントリオールエクスポズがワシントンDCに移って2年目の今年、観客動員も順調だという。今日のBSフジでの中継は、いろいろと勉強になった。
ワシントンDCには1971年までワシントンセネターズという球団があり、その球団はテキサスレンジャーズに移転した。その後30数年の空白があってエクスポズナショナルズとなる。ちなみに、エクスポズという名前はカナダのモントリオールで万国博(Expo)が1967年に開かれたのがきっかけだという。
当初、ワシントンDCでは昔のセネターズという名称を復活したらという意見があったようだ。セネターとは本来は上院と意味を持つ。しかしワシントンDCはホワイトハウスがあるアメリカの首都ということもあり、市民には大統領選出権はあるが、米国議会の議員選出権はない。ワシントンDCから上院議員が出ていないのに、ワシントンセネターズというのはおかしい、という意見が昔からあったようだ。
現在のワシントンナショナルズには、最近までヤンキースで活躍したソリアーノやニックジョンソンがいる。またかつて日本のジャイアンツで活躍したライト投手の息子も活躍している。
7回表のあと7thストレッチに歌われる「私を球場に連れてって」の作詞作曲者は、球場で野球を見たことがなかったという。想像でこの歌をつくったらしい。想像の力というのはすごいものだと思う。
ボストンからヤンキーズに移った一番打者デーモンは、インターリーグナショナルズと戦うことで、はじめてワシントンDCを訪れたという。アメリカ人でもワシントンDCでホワイトハウスを眺めるというのは、憧れの観光なのだろう。
私も約9年前ワシントンDCを訪れ、ジャズクラブでマッコイターナーを聴いたことを思い出した。
(画像)ヤンキースのデーモン選手 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より