立川らく朝の健康落語

立川らく朝

医学といえば難しい分野、落語というと面白い分野だ。
この両者を融合した落語を聴いた。
立川らく朝さん。
フジテレビの長寿番組「テレビ寺子屋」という早朝番組での登場。
医学博士で内科医にしてプロ落語家である。
生活習慣病についての話が面白かった。

血糖値が一番下がるのはお昼前の空腹時なんです。
皆さんのご主人もたいへんですよねー。
寝坊して、朝ごはんも食べずに出勤していくでしょう。
駅でお父さんはミルクスタンドに立ち寄るんですよ。
ミルクスタンドなんていうと古いですね。
歳がばれちゃいます。
お父さんは、そこでサンドイッチをほうばり、牛乳を飲みます。
電車がホームに来るでしょう。
それでもお父さんはサンドイッチを食べ続けるんですよ。
やがて電車のドアが開いて、閉まりかける瞬間に
サンドイッチをほうばったまま電車に飛び乗るんですよ。
綱渡りですよねー。
これがホントの「ツナサンド」なんてねー(笑)。
やっとたどりついた会社では、すぐにお昼を迎えます。
お昼前は血糖値が下がるんですよ。
血糖値が下がると、イライラしだします。
会社の同僚に、いらんことを言っていさかいになることが多いんです。
これを「真昼の血糖(決闘)」というんです(笑い)。
食事はゆっくり食べないといけません。
おなかが極端にすいていると、一気に食べてしまいます。
これでは吸収が良すぎて、かえって太ってしまいます。
これはお相撲さんの食事です。
ゆっくり食べてくださいね。

(画像)立川らく朝 http://www.gokinjo.co.jp/pc/column/column.html より