ゆかた姿

ゆかたすがた

気のせいだろうか、夏のゆかた姿の女性たちが年々増えているような気がする。先週末に入った、あるホテルのコーヒーショップの店員さんもゆかた姿であった。近代的ホテルにゆかた姿は、いまひとつしっくり調和していなかったが。
和のファッションが見直されているのかもしれない。女性でいえば足袋(たび)、男性でいえば褌(ふんどし)などが日常生活の中に復活すると面白そうだ。これらはリラクセーションウエアだ。こうした和の衣料は身体もココロもリラックスさせてくれる。
日本人自身が日本の衣料というものを見直し、世界にもっともっと発信できるとよいと思う。
ゆかた姿の女性たちが増えることは、男性からするとこの上ない喜びでもある。お返しに男性もゆかた姿を披露したいところだが、ちと恥ずかしい。私などは、一歩間違えるとあんこがたの相撲取り状態になってしまうかも。
ちょっとしたことでイライラし、諍(いさか)いが多くなる世の中になってきたように感じる。その時に、ゆかた姿というのは平和のシンボルのようだ。ゆかたで安心して歩ける街、そして国であってほしいものだ。
(画像)http://www.asahi-net.or.jp/~sa3c-od/turuta66.jpgより